杏夏のポンコツ英語道(自己紹介!)

杏夏

こんにちは!TOEIC885点取得、IELTS6.5取得の杏夏(あんな)です。
今日は今までちゃんとできてなかった自己紹介をしようかと思います。私のポンコツっぷりをご堪能ください(笑)

こんにちは、杏夏(あんな)です。私はこのブログで英語を含む外国語学習に関するさまざまな情報を発信しているのですが、そういえば私の細かい紹介をこれまで書いたことがなかったので、簡単にまとめてみました。

大好きだった英語に挫折した学生時代

小学生の頃、親の勧めで私は公文に通っていたこともあり、子供の頃から結構英語が好きでした。英語が1番楽しいなと思っていたので、小学校6年生の時点で確か中学2年生レベルの英語はマスターしていたと思います。そんなこともあって、中学時代は英語が1番得意で、1番好きな科目でもありました。ですが、さすがに公文も高校英語とまでになると難しく、あんなに得意だった英語に高校で挫折してしまい、一気に苦手科目に降格してしまったんです。仮定法だったかな…、そこらへんで「もう無理!わからない!」と匙を投げてしまったんですよね。実はこの経験が後の私にとってはすごく重要なターニングポイントになりました。

他の記事でもお話ししていますが、大学時代の私の英語もなかなかひどいものでした(笑)私の大学は英語の授業に結構力を入れていて、入学と同時に英語のテストを受け、その成績順で少人数クラスを組んでいきます。私は学部の中でも下から数えた方が全然早いクラスに振り分けられていました。そして、就活のためとノー勉で受けたTOEIC L&Rのスコアはなんと325点🤣こんな点数、履歴書に書けない!と嘆いておりました。

衝撃の配属先

そこから大学を卒業し、就職して、英語とは無縁の生活を何年もしていた私に、大きな変化が訪れます。それは転職活動をしていた時でした。第一志望だった企業は事前に募集している部署を公開しており、その中に一つだけ、募集要件に「英語ができる方」という条件がある部署がありました。内心、「受かったとしても、この部署に行くことはないだろうな」と思っていました。それが、なんと私はその部署所属で内定が決まってしまったんです(笑)履歴書のどこにも英語の「え」の字も書いていなかったのに、配属されてしまったんです。内定通知を見た時の衝撃は今でも忘れられません。配属日には上司になる方に「あの…私英語できないんですけど、大丈夫ですか?」と開口一番聞いたくらいです。結局は、他に英語ができる方もいるので大丈夫とのことだったのですが、英語を使う部署であることには変わらないので、毎日英語のメールは来るし、海外の方と話す機会も多かったです。そんな環境で毎日働いている間に、高校生の時の挫折経験が沸々と私の心の中に湧き出てきました。

「なんであの時、諦めたんだろう」
「あんなに英語が好きだったのに、どうして今はこうなんだろう」
「あの時諦めなかったら、今どうなっていただろう」

英語が話せない自分と向き合う時間が増えたからこそ、高校時代の挫折の悔しさが溢れてきて止められませんでした。だから、一念発起して、まずはお昼休みの30分間だけ、英語の勉強に充てることにしたんです。

これが私の英語の学び直しのスタートでした。

当時の私の英語力を振り返るとひどいもので、TOEICの文法書の中でも易しいものを選んでやっていたのですが、最初の解説ページの「三単現のs」という言葉の意味がわからなかったくらいです🤣初歩の初歩なので、参考書のどこにも「三単現のs」の解説がなく、インターネットで検索してやっと意味を理解しました。他にも、形容詞が名詞を修飾することを知らなかったり、副詞と形容詞の違いもよくわからなかったり。もう中学英語からやり直し、という感じのレベル感です。

そこからの勉強方法は以下のブログに書いてありますが、毎日30分の勉強だけで600点を超え、そこからコーチングサービスも利用して、さまざまなお知恵を借りながら835点という点数まで約1年でたどり着きました。

オーストラリアに自費で短期留学

その職場に勤めながら勉強を続け、ついに835点を取得した頃、「そろそろ英会話もできるようになりたい」という気持ちが出てきました。もともと私は職場で英語を使うために勉強をしていたわけですが、この時点で会話力は絶望的で、全然仕事に活かされていなかったからです。

詳しくは以下の記事に書いていますが、私は大学時代に行けなかった留学をしてみたい、という強い気持ちがあり、夏休みを使って2週間オーストラリアに語学留学をすることに決めました。

当時すでにいい大人ではあったものの、始めて一人で海外に行くという経験をし、英語で現地の方と話したり、一人で観光に出かけたり、さまざまな経験を通して英語を学ぶモチベーションをぐっと上げてもらいました。

TOEIC L&R 885点取得。強烈な挫折。

この留学の後、自力で勉強してTOEIC L&Rで885点を取得した私。詳しい勉強法は以下に書いてあります。

さてここからどうしようかと思って、他に何か英語のテストはないかと考えていました。

そこで出てきたのは英検と、TOEFLというテストです。英検はみなさんご存知の通りですが、TOEFLはアメリカへの留学の際に提出を求められたりするテストで、ライティング、スピーキングも含む4技能のテストです。正直この時期の私は885点という点数にあぐらをかいていて、忙しいのもあって英検準一級をほぼノー勉で受けに行ってしまったんです…。おバカ…。結果は惨敗。お恥ずかしい限りですが、スコア後悔しましょう!!!!失うものはない!!!

ライティング、0点!!!!!

も〜〜〜〜〜〜〜、さすがに落ち込みました!!!!ノー勉で行った私が100%悪いけど、でも私の実力ってこんなもんなんだって現実を突きつけられた瞬間だったんです。しかもこれだけじゃなくて、私調子乗ってたから、なんとほぼ同じ時期にTOEFLも受けてるんですけど、こっちも惨敗してるんです。

この点数がどれだけひどいかっていうと以下のCFERという対照表で一目瞭然なんですけど、最下層です🤣もう泣くしかない。

文部科学省ウェブページより

この2つのテスト完全に自身を失い、私は一回英語から心が離れてしまったんです。半年以上は英語の勉強を何もしていなかったと思います。TOEICで800点以上を取っても、まだまだ自分の力は足りてないんだって痛烈に見せつけられて折れてしまったんですよね。

オンライン英会話の旅

しばらく英語から離れてみて、それでもやっぱり英語を諦めたくないっていう気持ちがありました。TOEIC885点取るのだってあれだけ大変だったのに、離れている間にどんどん英語力が落ちている感じがしてそれがすごく怖くて。「ここで諦めたら高校時代から何も変わってない」と思って再び英語を頑張ってみることに。

今回は英検や何かテストを頑張るのではなくて、今の力を維持するための勉強をしつつも「会話力向上」を頑張ってみることに。もうね、多分主要のオンライン英会話ほとんどやった!(笑)これはいつかちゃんと記事書きたいと思っているので待っていてください。他にも映画のシャドーイングしたり、文法書読み直したりこの間も本当に色々やっていますが、それもちゃんと書きますねー!

神田外語との出会い、海外出張

オンライン英会話の巡業(?)をやっても正直あんまり効果を感じられなかった部分があるのですが、ここでブレイクスルーとなるのが神田外語EXTENSIONとの出会いでした。今は同じサービスは無くなってしまったのですが、本当にここから会話力がグンと伸びたと確信をもって言えると思います。

詳しくは以下の記事に書いています。

神田外語に行ったおかげで、なんとか海外出張も乗り切れるレベルになりました。英語でイベント出展して全部説明するのは本当に苦しかったけど、全く英語が話せない時期に比べたらずいぶん楽に話せるようになったなと思います。

IELTSの勉強を開始

経緯は色々あるのですが、その後、私はIELTSを受験することを決意して勉強を始めます。結果的には半年くらい勉強して、Overall 6.5を取得して、海外のカレッジに出願できるレベルくらいにはなりました。

IELTSの勉強方法とかも絶対に記事を書きたいと思っています。日本では全然メジャーじゃないけど、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの大学ではIELTSが出願時に使われますし、永住権の判断材料にもなるほど世界的には信頼度の高いテストです。IELTS 6.5のレベル感はCEFERを再掲しておきますね。

文部科学省ウェブページより

現在、テスト用の英語から飛び出す

ここまで「テスト中心の英語学習」をしてきた私ですが、それでも英語の映画を見ても聞き取れなかったり、YouTubeのネイティブの会話がわからなかったりして、まだまだだな…と思い知らされる日々が続いています。

今は英検の勉強をゆるっとしつつ、できるだけネイティブの英語にたくさん触れるようにしたり、スラングや、イディオムなどを積極的に学ぶようにしています。最近はやっとネイティブスピードの会話が少しずつ付いていけるようになってきて、ハリーポッターを英語字幕で辞書引きながら見たり、海外の番組を見て笑ったりできるようになったり、大学時代は何を言っているかわからなかった洋楽の歌詞を読んで感動したり。

「英語頑張ってきて良かった〜〜〜!」

という瞬間が増えてきたように思います。幸せだあ。

フランス語、ドイツ語も学んでみたり

ここ1年くらいはフランス語をDoulingoというアプリで遊び半分で勉強したり(今はお休み中)、ドイツ語を本格的に勉強し始めたり、英語以外の言語にも挑戦したりしています。正直こんなに言語学習に時間を費やす人生になるなんて学生の頃は思いもしませんでした。

ドイツ語の勉強についてもいつか記事を書く予定です!

めっちゃ回り道してきた人間です

ここにはすべてを書けたわけではないのですが、読んで頂いてわかるようにとてつもない遠回りをしてきた人間です。英語学習者の方が抱く悩み、多分殆ど通ってきています。

こんな回り道してきた私だからこそ、英語学習者の皆様の苦悩も、喜びも同じくらいわかっているんじゃないかなと思って、私の失敗談や、経験談をここに書くことにしました。一見、TOEIC 885点とか書いてしまうとすごい人とか思われてしまうこともあるのですが、ここに書いてきた通り私はポンコツがベースなんです(笑)

ポンコツも頑張ればここまでできるんだよって言うことも伝えられたらいいなと思っています。

杏夏

ポンコツはポンコツ形に頑張るしかない。
でもポンコツでも成長を感じれるのが外国語学習なのかも。

この記事を書いた人

杏夏 / Anna

大学時代のTOEICの点数は300点台。仕事をきっかけに、26歳から英語学習を始め、TOEIC885点を取得後、IELTS6.5を2023年に取得。英語学習を約7年継続してきて感じたこと、悩み、失敗談など赤裸々に語っていきます。最近はドイツ語も勉強中。フリーランスとしてWeb制作・Webデザインをしているのでそんな話もするかも?